スマートフレッシュ処理で、鮮度を長持ち。いつでも美味しさを届けます!

福士農園では、スマートフレッシュ処理を行っています。スマートフレッシュ処理とは、エチレン作用阻害剤1-MCP(商品名:スマートフレッシュ)を用いた長期貯蔵技術のことを言います。2002年にアメリカで登録され、その後アジア、ヨーロッパ、南米やオセアニアで、りんごをはじめ、ナシ、キウイ、マンゴーなど幅広い青果類で使用されるようになりました。日本では2010年に登録され、密閉した処理施設内で、スマートフレッシュ処理を24時間行ない、その後は普通の冷蔵施設で貯蔵するだけという、比較的簡単な方法で処理をすることができます。
スマートフレッシュ処理をすることで、りんごの老化を防ぎ、シャキッとした食感とみずみずしさを保つことができます。また約6か月の品質保持が可能となり(通常は冷蔵保存で2か月程度)、5月~6月の時期にりんごの販売が可能となります。
選果とは、りんごを等級ごとに仕分けすることです。
取れたてのりんごには、傷がなく表面や色がとびきりきれいなもの、味は変わらないが着色が薄いもの、
日に焼けてしまったもの、枝による傷があるもの、鳥につつかれてしまったものなど、状態はさまざまです。
それらのりんごを、お客様のニーズに合わせて仕分けしていきます。
私たち福士農園ではりんごの選果・箱詰め・発送まで、すべて手作業で行っております。
自動選果機など、機械に頼らず、すべて私たちの目で一つ一つ確認しながら選果を行っております。
そうすることで安定した品質を保ちながら出荷することができ、自社のブランドを守っています。
外気を中に入れない仕組みのりんご用冷蔵庫
私たちのりんご用冷蔵庫は、入り口で風を発生させる独自の仕組みを採用し、外気の侵入を防ぎながら、内部の鮮度を保ちます。この先進的な冷蔵庫は、りんごのようなデリケートな果物を管理するために最適です。冷蔵庫内部は一定の温度と湿度を維持し、外部の温度変化から守ることで、りんごの鮮度と風味を長時間保つことができます。
風を発生させることによって、内部に新鮮な空気を循環させ、湿度管理を徹底。これにより、りんごはしっかりと保湿され、乾燥や腐敗を防ぎ、最適な状態で約5000箱ものりんごを保管することが可能です。さらに、外気の影響を受けることなく、安定した温度環境で保存されるため、品質の劣化を防ぎ、いつでも最高の状態で出荷できます。
鮮度を保つための最先端技術を搭載した冷蔵庫で、りんごの品質をさらに高め、安定した供給を実現しています。
